読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

T's Columns

多少過激なコラム書き殴り

歴史に学べ

太平洋戦争後の日本人は無謀な戦争をした挙げ句に負けたと教え込まれた。あんな馬鹿な戦争をしたために多数の犠牲者が出たのだと思い込んだ。そのためにそれが本当の事かどうかさえ考えたり調べたりもしなかった。学校でもそう教わった。何かの本を読んでもそう書いてあった。そうなった理由はアメリカ占領軍がそう仕向けたからだ。

戦後50年経った頃から事実が判ってきた。アメリカ占領軍は7年間日本を占領し、その間に戦前の中心的知識人や政治家、役人を公職から追放した。代わりに親米派共産主義者を公職に採用した。また戦前の世界情勢を書いた書籍やアジアの植民地の実態などを書いた書籍を日本人協力者を使って収集し破棄させた。およそ7000冊にも及んだという。

戦前の教科書を黒く塗りつぶして、戦前の教えをことごとく否定したことはよく知られている。戦争で負けた国民の宿命だ。勝った連中の言うなりになったと云うことだ。

もちろんアメリカ占領軍は言論統制も行って自由な発言を禁止した。マスコミの記事も検閲を行い少しでも反米的な記事や発言は禁止した。破れば新聞は発禁処分を受けた。そのため新聞各紙は自主規制を始め国民に正しい情報は伝わらなくなった。

とどめは憲法を変えたことだ。戦争ができない国にするために戦争を放棄させたのだ。アメリカは当初君主制を破棄させようとしていた。共和制の国にしようとしていたのだ。ところが日本の君主である天皇は彼らが思っていた独裁者ではなかったことが解ったのだ。亡命を願い出るだろうくらいに高をくくっていた。ところが昭和天皇は自分はどうなっても良いから国民を救ってほしいと願い出られた。日本人にとって天皇は神だったのだ。神は殺せない。もしそんなことをしたら日本人は火の玉となって絶滅覚悟で自分たちに襲いかかってくると知ったアメリカは、天皇人間宣言をさせることにした。神から人間へ降ろしたのだ。しかし君主制は残さざるを得なかった。

アメリカ占領軍の総司令官ダグラス・マッカーサーは父親のアーサー・マッカーサーがフィリピンで行った国民洗脳を知っていた。フィリピンの国語であるタガログ語を英語に変更したり徹底した迫害で反対勢力を殺害し親米国民にしたことを知っていた。日本の新憲法もフィリピンの植民地憲法を書き換えたものなのだ。しかし日本はフィリピンとは違って国民の知的レベルが高すぎた。年寄りが見事な文字を書くのを見てアメリカ人は驚いたという。こういう国民は迫害ではなく騙すしか洗脳する方法はないと悟った。

日本人はアメリカ占領軍の政策を感謝するようになった。戦前の世界情勢など敗戦国の日本人にとってどうでも良いことになった。さぞひどい目に遭わされるだろうと思っていたのに米軍さんは親切だったのだ。実際には強姦事件や殺害事件などが頻発していたがニュースにならなかっただけだ。マスコミは全てアメリカの云うなりだったのだ。

アメリカは日本を新たな市場として確保することになった。手始めが小麦粉と牛肉の輸出先だった。牛乳も盛んに輸出された。今でも残っている学校給食の始まりだ。パンと牛乳が子供の主食となった。ハンバーグや牛丼が大好きな国民となったわけだ。

ところがアメリカが日本の改造にかまけているうちに、ソ連と共産中国に支持された北朝鮮が南に侵攻してきた。朝鮮戦争の勃発だ。

朝鮮半島は日本が放棄させられた後、ソ連とアメリカで分割統治していた。北も南も傀儡政権だった。戦闘は北朝鮮の一方的な侵攻だったため国連安保理が勧告を出し多国籍軍が結成された。多国籍軍は当初は苦戦したが次第に反攻し38度線で停戦協定が結ばれた。

この時にアメリカは日本に再軍備をさせることにした。憲法で軍隊の保有を放棄させていたため警察予備隊とした。さらに共産主義国と対抗するために日本を独立させることにして安全保障条約を結び日本の占領を解除した。

しかし日本は憲法を改正せず戦争放棄はそのままにした。アメリカに守らせることを選んだのだ。お陰で戦後の経済復興も軍事費を抑えることができたためもあって順調にできたのである。

アメリカは日本を洗脳し改造した。だが、アメリカは日本軍の強さをいやと云うほど味わったために、味方にすることを選んだと言っても良い。また日本軍がアジアの植民地から欧米諸国を追い払ったため、二度と植民地にされる国はなくなった。

日本はアメリカの云う太平洋戦争を戦ったのではない。アメリカがシナ大陸からの撤退を要求し経済封鎖をしなければ戦うこともしなかっただろう。日本は東南アジアを植民地から解放し同じ経済圏を構築するために戦ったのだ。その証拠に日本はあっという間に東南アジアを占領したのに植民地などにはしなかった。朝鮮でも台湾でも満州でもその地の人々の独立を支援している。それが歴史上の事実だ。

日本は人種差別撤廃を主張してアメリカの反感を買い、シナ大陸では全戦全勝でアメリカの入り込む余地を与えず、満州での権益を独占したため結果的にアメリカの権益を邪魔して憎まれた。理不尽とも言えるアメリカの敵意に追い詰められて戦争に訴え出たのが大東亜戦争の理由だ。

日本軍が負けたのは戦術の拙さもあったが、戦場で戦うよりも、物量にものを言わせて兵士たちの家族を殺害するという戦術をとったアメリカのやり方に負けたのだ。アメリカの本土空襲で殺害された国民は80万人に上る。空襲を受けた都市は200カ所以上だ。もちろん人類初の原爆投下が決め手になった。明らかに非戦闘員だけを狙った戦争犯罪である。だからアメリカは戦後日本国民を洗脳するしかなかった。だが事実は変わらない。日本人は洗脳からいい加減目覚めてもいい頃である。

アメリカは21世紀になっても手段を選ばない戦争をしている。湾岸戦争イラク戦争も言いがかりをつけて戦争を始めた。世界平和を守るためとか自由主義を守るためとか人権を守るためなら北朝鮮を攻めても良いはずだ。しかし北朝鮮を攻めてもアメリカには何ら得るものが無い。イラクが攻め込まれたのは石油が原因だからだ。フセインがロシアやフランスと結託して石油のドル建てをユーロに変更しようとしたからである。だからイギリスとアメリカにとって一大事となったのだ。ロシアとフランスが多国籍軍に参加しなかったのもそういう理由だからだ。イスラム原理教徒を怒らせたのも手段が悪辣だったからである。だからイスラムのテロも彼らにとって聖戦なのだ。

日本がそんなアメリカに追従しなければならないのは自国を守ることが自分ではできないからだ。アメリカに守られているうちはアメリカの云うとおりにしなければならないからである。アメリカと袂を分かつには自主独立をする他ない。それが歴史に学ぶと云うことだ。日本の自主独立は憲法改正しか方法がない。自国を守るために軍備をしなければ他国の言うことを聞くしかないではないか。日本に戦争をふっかける国がないように軍備をした上で話し合いをするしかないのだ。軍が独走することは避けなければならないから政府が管理すれば良い。満州関東軍が独走したのは明治憲法で政府に統帥権がなかったからだ。これも歴史に学べば良いのである。

フィリピンとアメリカは朝鮮戦争以降対共産国対策に迫られ米比相互防衛条約を結んでアメリカ軍が駐留していた。しかしソ連が崩壊した緊張緩和と新憲法で他国軍の駐留を禁止することにしたため、フィリピンはアメリカ軍の駐留を拒否することにした。たまたまピナツボ山の大噴火で軍施設が被災したこともあって、1992年アメリカ軍はフィリピンから撤退することとなった。1995年には共同軍事演習も止めてしまった。ところがその機会を待っていたかのように共産中国が南沙諸島を狙って軍事行動を開始し、1998年ミスチーフ礁を占領すると云う事態が起きた。共産中国は滑走路を建設し軍事占領を続けた。フィリピンが国際抗議をしたが、共産中国は自国の漁師を守るためとして無視した。2000年にフィリピンはアメリカ軍と軍事演習を開始し、駐留はできないので寄港条約を結んで共産中国を牽制することにした。緊張は今なお続いている。

尖閣諸島でも1970年代に大陸棚の海底資源の豊富さが報告されてから、いきなり共産中国が領有を主張し始め、2010年領海侵犯の漁船衝突事件が起きて以来、共産中国の挑発が活発になっている。当時の日本政府が民主党という共産中国寄りの政権だったことがその理由の一つだ。沖縄のアメリカ軍基地を県外に移設しようとした鳩山政権が共産中国の横暴を招いたのだ。

アメリカの軍事的影響から脱し、共産中国の横暴に対抗するためには軍備が必要なのは誰の目にも明らかである。さもなければアメリカとの軍事同盟を強化するしかないのだ。共産中国が崩壊するまでは軍備が不可欠なのである。

ベトナム共産党独裁政権であるにもかかわらず、共産中国に侵略されている。1988年には南沙諸島ジョンソン南礁で、共産中国艦船の接近に対して、ベトナム兵64名が国旗と共に無防備で立ち並び領有を主張したところ、共産中国戦艦に艦砲射撃され全て虐殺されると云う事件が起きた。その後ベトナム艦船も共産中国の発砲によって撃沈されている。この海戦で共産中国は6つの岩礁を手に入れた。

尖閣諸島が共産中国に占領されないのは沖縄にアメリカ軍がいて牽制しているからである。いかに共産中国が狂っていようとアメリカと直接戦うことは避けるだろう。今の共産中国とまともに戦えるのはアメリカだけだからだ。だからこそ鳩山のようにアメリカ軍を追い出そうとすれば共産中国が出てくるのだ。世界は力で動いているのである。